スタッフの声 03
待ち続けて４年。
あの日のことは忘れない。
ライフケアスタッフ 赤松 知子さん (2010年入職)
- アツコさんが笑った！
- 彼女は、笑わない。
私は当初、アツコさんにそんな印象を持っていました。だから、「笑ったところ、見たことあるよ」という先輩たちの発言に、少し驚いたんです。「アツコさんも、笑うんだ」、と。
アツコさんというのは、ホームで暮らす利用者さん。それからというもの、彼女の笑顔が見たくて、積極的に話しかけたり、冗談を言ってみたり…。結局、アツコさんの笑顔を見られたのは、4年後（笑）。かなりの時間を要しましたが、彼女の明るい表情を見られたときの気持ちは、今でも忘れられません。
- この人たちの近くにいたい！
- そもそも、私が「ぶなの家」に興味をもったのは、以前働いていたパン屋さんでの運命的な出会いにあります。ぶなの家を利用している方がパンを買いに来たことがあり、うまく説明できませんが、「この人たちと関わる仕事がしたい」そう思いました。
当時は重症心身障害者をケアする施設はほとんどなく、老人ホームで働きながら、求人募集が出るのを待ち望んでいました。
- 心が通う「とびきり嬉しい瞬間」を一緒に。
- 利用者の方はコミュニケーションをとることさえ困難な方も多く、初めのうちは笑っているのか、怒っているのかさえわからず、落ち込むこともありました。けれども、不思議なもので何年か働くうちに、言葉を発しなくても想いや感情が理解できる、その瞬間は、必ずやってきます。
ただ支援をするのではなく、同じひとりの人間として関わり、ともに生活することを楽しめる人なら、大きなやりがいを感じられる仕事です。ぜひ、一緒に頑張っていきましょう。
1日の流れ（夜勤の場合）
| 15:45 | 出勤、送迎のため通所施設へ |
|---|---|
| 15:55 | 利用者とともにホームへ |
| 16:00 | 入浴の介助 |
| 18:00 | 夕食の介助 |
| 19:30 | 各部屋で過ごす利用者を見守りながら、洗濯、翌日の朝食準備など雑務をこなす |
| 22:00 | 就寝後は、見守り（トイレの介助や水分補給などを行う） |
| 06:00 | 朝食準備、起床後、着替えの介助 |
| 08:00 | 朝食の介助 |
| 09:30 | 利用者を通所施設へ送迎 |
| 09:45 | 退勤 |
※メールフォームが立ち上がります。お名前（ふりがな）、性別、住所、連絡先、最終学歴、志望動機をご記入のうえ、送信ください。後日、採用担当者からご連絡させていただきます。